大好きなライちゃんへ
私の実家では8匹の保護猫を飼っています。
その中でもダントツで人懐っこく、ドジで愛されキャラの猫がいました。
名前はライハです。サバトラ白猫の雄でした。
子猫の時、妹のユウハと共に実家に来ました。
ユウちゃんは、来て一年程で猫エイズにより亡くなってしまいました。
ライハはユウハの分も元気にすくすくと育ちデブ猫へと成長しました。
ライちゃんは猫というよりどちらかと言うとおじさんのような猫でした。
足をがバーっと開けてイビキをかきながら寝たり、お腹がタプタプなので高いところに行けなかったり…..。遊ぶのが大好きだったので他の猫に遊ぼー!って行ってシャーシャー言われ猫パンチ食らったり…。
とにかく愛されキャラで来る人拒まず遊ぼー!って感じでした。
そんな可愛いライちゃんに病気が見つかり、どんどん痩せていき、大好きだったご飯も遊びもできなくなりました。
病院で点滴の日々。私は実家に中々帰れず、母や弟から状況を聞く毎日。
どうか長生きしてほしいと願う毎日でした。
そしてある晴れた春の日、母から泣き泣き電話がかかってきました。
「ライちゃん、亡くなったよ…。」
嘘だと思い、聞き返そうとしたけど母が泣きじゃくってたから本当なんだろうなと。
母のそばではなく、1人母の寝室のライちゃん用のこたつの中で亡くなっていたそうです。
その状況にも母は自分を責め、涙は止まりそうにありませんでした。
ライちゃんを沢山愛してくれた人達に、私は泣きながら連絡を取りました。
火葬もお墓参りにも私は行けてません。タイミングを言い訳にしてまだ受け止めたくない気持ちがあるんだと思います。
でもライちゃんに色々報告しなきゃいけない事もあるしまた地元帰った時にはお墓参りに行こうと思っています。
ライちゃん、最後になるけど君はみんなに愛されていたよ。ライちゃんのおかげで沢山笑えたし、辛いことも帰ったらライちゃんや他の猫のおかげで忘れられたよ。
8年間、うちらのところで過ごしてくれてありがとう。
ずっとずっと大好きです。
向こうでも元気でね、またいつか会おうね。